シャーロック・ホームズ (2009 アメリカ)

2010年3月14日日曜日

映画

t f B! P L
★★★1/2

ガイ・リッチー監督というと『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』や『スナッチ』のような一風変わった、悪く言えば奇をてらった編集なのではと未だに身構えてしまうのだが、ごく普通の編集で一般受けする作品であった。

大層面白かったが、シャーロック・ホームズ役をロバート・ダウニーJr.が演じるのはやはり違和感あるなぁ。イメージと違いすぎる。なんという名前なのか知らないが、ホームズがいつもかぶってる前と後ろにつばがある帽子を被ってないし。ワトソン役のジュード・ロウは良かったけどね。

そういえば、タワー・ブリッジの建設中の姿は、『ALWAYS 三丁目の夕日』で東京タワーの建設中の姿が観られたようで嬉しかった。ピカデリーサーカスのエロスの像が、この映画の舞台となった1891年に既に存在していたことも分かったし。

(追記)あと、ホームズがワトソン の婚約者に紹介されたレストランの名前は、字幕では省略されていたが、ロイヤルだとワトソンが2回ほど言っていた。もちろんこれはピカデリー広場からリージェントストリートをちょっと北上したところにあった名店&人気店カフェロイヤルのことだろう。今回、念のため検索してみて知ったのだが、2008年12月23日に143年の歴史を閉じて閉店したそうだ。世界的にも有名なこの名店がスクリーンに蘇ってイギリス人はさぞ嬉しかったことだろう。(追記おわり)

ロンドンっ子が観たら、他にももっと色々分かって面白いんだろうな。

ところで、この映画ではシャーロック・ホームズの永遠の宿敵、モリアーティ教授が出てきそうで出て来ないが、続編作るつもりじゃないだろうな。

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