ディーン・クーンツの作品を2本連続で読んだ。
1本目は、オッド・トーマスの予知夢 (ハヤカワ文庫)。
原著の『Odd Hours』は、Kindle版を買ってiPhoneで読んだので、これで二回目になる。最初にOdd Hoursを読んだときには、前3作における主人公オッド・トーマスとはまるで別人のような大活躍ぶりに違和感を覚えたこともあり、イマひとつの印象を受けたが、二回目になると良さが分かってきた。やはりオッド・トーマスのシリーズはいい。アンナマリアの正体も気になるし、今後、このシリーズがどのように展開するのかがものすごく気になる。是非とも続作を読みたいところだ。だが、残念ながら、本作を最後として、このシリーズの新作は出ていない。
それに引き換え、2本目に読んだフランケンシュタイン野望 (ハヤカワ文庫)ときたら、もう目も当てられない。クーンツの初期の作品かと思ったほどの粗い出来。現実味がゼロで読んでいて白けてしまう。おなじく非現実の世界を描いていてもオッド・トーマス・シリーズは現実感があり、オッド・トーマスの世界にすんなり入っていけるのと大違い。
クーンツは、オッド・トーマス・シリーズを中止したのか一旦中断したのか分からないが書くつもりがないらしく、フランケンシュタイン・シリーズでしばらくいくつもりのようだ。すでに米国では5作が上梓されている。日本でもいずれも翻訳されるだろうが、ちっとも楽しみではない。クーンツの作品なので、一応、読むつもりだが、ちっとも楽しみではない。
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