★★★★
映画の83%がアクションシーンという驚きのアクション映画。息もつかせぬハイスピード・アクションの連続に観終わったときはもうクタクタ。
動きの速さでは香港映画や中国映画だって負けていないが、彼らはワイヤーアクションを多用するのでインチキ臭い。その点、「ザ・レイド」はインチキなしのアクションなので見応えある。
このスピード感あふれる映画を観てしまうと、大柄な白人や黒人が演ずる欧米のアクション映画はすごく物足りなくなってしまう。
今日、観た「リンカーン/秘密の書」でも書いたが、アクションシーンの多くがスローモーションだった。スローな動きをスローモーションで誤魔化しているが、仕方ないと言えば仕方ないのだろう。アクションスターでもアスリートでもない普通の俳優がアクションをしているのだから。かってベン・アフレック主演の「デア・デビル」ではスローモーション処理してる?と本当に思ったほどのスローな動きに仰天したものだったが、あの二の舞はどの監督だって嫌だろう。
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