ラスベガスでCriss Angel Beliveを観てきた。

2013年10月9日水曜日

シルク・ド・ソレイユ ラスベガス 公演

t f B! P L
評判が悪いので観てなかったが、マジックショーは好きだし、一度は観ておくかなと思って観ることにしたが、ボッタクリとしか言いようがないひどさ。観なければ良かった。

あんまりひどいので、思いっきりネタバレで書く。マジックの内容も時折変わるようだし。

クリス・エンジェルを生で観れることに喜びを感じる熱烈なファンだけが楽しめる内容。ただ、クリス・エンジェルのファンでも、レベルの低いマジックにはがっかりだったのでは。

クリスお得意の空中浮遊もあるが、空中浮遊は屋外でやるから不思議なマジック。ステージ上でやったって、ワイヤーで吊ってることが分かるだけ。意味が無い。

人体輪切りマジックとか、いまどきやるか?昭和の時代のマジックだろうよ。

クリスが鳩を何羽か出しただけで拍手喝采だったが、ファンでさえお義理で拍手したのでは。あるいはサクラが拍手してるのか?鳩出したぐらいで喜ぶ客なんて、いまどきいるか?しかも、この鳩を出すマジックがひどい。

今までTシャツ1枚しか着てなかったクリスに、袖から出てきた助手がいかにも怪しそうなガウンをそーっと着せるのだ。ネタがバレちゃまずいので、と言わんばかりに。もっとさりげなく着せられないっすか。しかもそのネタが鳩って。おいおい、これまた昭和のマジックだよ。

最初のつかみのマジックは、ランダムに選んだ客、数人の名前や出身地を予め予想していたというマジックだが、これもありきたりのマジック。どうやってるのか種は知らないけど、日本のTVでもこのバリエーションはよく観る。客が引いたトランプが切り目のないレモンから出てくるとか。あれと同じこと。

この時に選ばれる客がサクラじゃないことは私が保証する。なにしろクリスが蹴飛ばしたリストバンドを取った客が選ばれるのだが、それは私に飛んできたのだから。取るのが嫌だったので隣の女性に譲ったが、その女性は超興奮。熱烈なファンだったようだ。

その後にもランダムに選んだ客数人が、ステージ上にイリュージョンで現れるオートバイの種類を当てるというマジックがあったが、この時に選ばれる客はいずれもサクラ。サクラが沢山いるわけがないという客の思い込みを利用している。クリスが最初に投げるとき、多少狙いが外れても問題ないように、その辺りに座っている客は全員サクラだ。

その選ばれたサクラが次の客に投げるのだが、その辺りに座っている客も全員サクラというわけだ。そしてそのサクラが、舞台に隠れているオートバイの名前を言うだけの話。つまらん。

大体、シルク・ド・ソレイユと銘打っているが、どの部分がシルク・ド・ソレイユだったの?という感じ。シルク・ド・ソレイユは何の関係もない。シルク・ド・ソレイユの名前を借りた糞マジックショーだ。

ちなみに、クリスによると、今度、またアメリカではクリスのTVショーが復活するそうだ。うん、君はTVでサクラに囲まれてマジックをやっていたほうがいい。生でマジックをやるのは向いてないよ。

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