2010年12月10日金曜日

デルフォイ機構は存在しない

って、知らない人にはナンノコッチャのタイトルだ。

デルフォイ機構とは、最近、文春文庫で出版されたばかり(と言ってもハードカバー版は2007年10月と3年も前に出版されており、文庫化に3年もかかっただけ)のジェフリー・ディーヴァーの新作「ウォッチメーカー」に出てくる古代の時計の名前だ。

いくらなんでも古代にそんなすごい時計ないよねぇ?と疑心暗鬼ながらも調べたが、やはりこれはフィクション。実際には存在しない。同じく検索する人が多そうだったので、しっかり書いておいてあげよう。存在しませんよー。
日本語で検索するとなかなかはっきりした説明が見つからなかったのだが、Google Booksで原書を探して読んだところ、デルフォイ機構は原文では、「Delphic Mechanism」となっている。で、この単語で検索したところ、フィクションだと判明。存在しなくてちょっと残念だけど。

それにしても、今回の作品はリンカーン・ライムのシリーズ第7作目だが、過去の作品の中で最高の出来かも。二転三転し先が全く読めない。夢中になってやめられず、上下巻を1日で読んでしまった。

今のところシリーズ最高の頭脳を持った犯人が登場する。この犯人は、将来もう一度何らかの形で出てくるような気がする。というか、出してほしい。一作きりにするのには惜しい存在だ。

また、今作から新たに登場する刑事は、リンカーン・ライム・シリーズでは稀有な才能を持ってるが、この刑事を主人公にしたスピンアウト作品が出たとのこと。これもあと何年かすれば文春文庫から出るだろうが、文藝春秋はとにかく文庫化が遅いから、我慢しきれずに原書で読むかも。幸い、ジェフリー・ディーヴァーは読みやすい英文を書く作家だし。

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