身長229cmの人が乗るロードバイク

2021年3月19日金曜日

自転車

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アメリカの元プロバスケットボール選手だったショーン・ブラッドリー氏が、自転車に乗ってるときに車に追突され下半身マヒになったというニュースを読んだ(ソース:Former NBA player Shawn Bradley paralyzed in bike accident)。

アメリカでは、自転車と車の衝突事故で、2019年に846人が亡くなったそうだ。(ソース:Track Safety Facts)日本では、2015年に572人が亡くなっている(ソース:統計で見る自転車事故)。単純に人口だけを考えると、日本はアメリカの1/3弱なので、日本は自転車事故による死亡が多いことになる。だが、道が狭いうえ、交通法規を守らない自転車乗りがとても多いことを考えると、まったくもって意外ではない。

ところで、ショーン・ブラッドリー氏の事故のニュースを聞いてまず驚いたのが、同氏は身長が229cmもあること。その身長で乗れる自転車ある?!

調べたところ、当然にそんなサイズの自転車はなく、Trekに特注で作ってもらったそうだ。その写真がこちら。普通サイズの周りの人と比べると、とんでもなく大きい自転車だということが分かる。

黒シャツと比べると赤シャツは背が高そうだが、それでもサドルがみぞおち辺り

そのフレームサイズは驚愕の80cm。私が以前乗っていたTrekは57cmだった。
Trekで最大のXLでも59-62cmなので、XLより約20cmも高いことになる。写真でみると、シートポストが30cm近くありそうだから、股下110cmぐらい?

乗るとこの大きさ。違和感しかない

ちなみに、2011年に、この自転車が盗難にあったそうだが、犯人はすぐに捕まり、自転車は戻ってきたそうだ。そりゃそうだ。犯人は180cmあるそうだが、それでもペダルに全然足が届かない。というか、サドルに乗ることもできなかろう。売るつもりだったのかもしれないが、身長が229cmないと乗れない自転車を買う人が見つかるとは思えない。

しかし、その身長で下半身麻痺になってしまうと、サイズが合う車いすも無くて苦労しそうだな。



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