日本の柔道と世界の柔道は違う?

2012年7月30日月曜日

オリンピック スポーツ ロンドン

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なにかと言うと日本の柔道と世界の柔道は違うとか、こんなのは本来の柔道じゃないとか、素人考えかもしれないが愚かしいことだと思う。それは負け惜しみというやつじゃないのか。

確かに世界の柔道は、日本が理想としている柔道とは違うのだろう。だが、国際大会に出る以上、国際ルールで戦って金メダルを取れるように鍛錬を積むべきではないか。

オリンピックを開催してるイギリス発祥のスポーツは数多い。

オリンピック競技では、テニス、ラグビー、バドミントンなどがあるが、イギリス人が、本当のラグビーはこうじゃないんだ、世界のラグビーは本来のラグビーと違うとか言っているという話は聞いたことがない。

どこが発祥の地かとか、発祥の地ではルールがどうだとかは全く関係ない。どこの国も世界のルールに従った上で金メダルを取るべく頑張っているのだ。

いや、柔道は武道なのだ、心技体が一体になってこそ意味があるとか言うのだったら、もう国際大会に出るのは辞めればいい。国内で武道としての道を極めればいいではないか。

国際大会に出ても、日本は日本の道を行く。日本は武道としての柔道を極めるのだという考え方もあるだろう。だが、それだったら金が取れなくてもやむを得ないと諦めなくてはいけない。

それなのに日本は、国際ルールで勝てる柔道を練習していないくせに、国際大会で勝てないと選手を責め、世界のルールを責める。人を責めるばかりで、ちっと自分のやり方を変えようとしていないように見える。柔道界ばかりでなく、日本のマスコミもそうだ。毎回、毎回、世界の柔道の批判ばかりしている。むしろ世界に合わせようとしない柔道界を批判すべきではないのだろうか。

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