口先だけの結婚詐欺師が、狂気の美女に出会ったために、坂道を転げ落ちるように凶悪犯罪者になっていく過程が恐ろしい。
ジョン・トラヴォルタ演じる主役のロビンソン刑事の家庭での苦悩も絡んで、小粒ながらピリリと辛い映画。
実話を基にしているそうだが、映画と異なり、実際の犯人達は自供しているだけで12人、実際には20人ぐらいを殺したと思われるシリアルキラーだそうだ。
普通、映画化するにあたり事実を大げさにするのに、この映画の場合、むしろ事実を小さく描いた珍しいケースかも。
ちなみに、この映画の監督は、そのロビンソン刑事のお孫さんだそうで、自分の祖父が扱った事件を撮ったわけだ。
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