ザ・バンク -堕ちた巨像- (2009 アメリカ、ドイツ、イギリス)

2009年4月5日日曜日

映画

t f B! P L
評価:★★★1/2

架空のIBBC (International Bank of Business & Credit)という銀行を中心に繰り広げられる国際的な違法行為を追うインターポール捜査員の活躍を描いた映画。

予告編でも流れていたニューヨークのグッゲンハイム美術館でのアクションシーンが迫力。犯人達は、銃をどうやって持ち込めたのかという素朴な疑問は湧くけれど。

映画では、IBBC (International Bank of Business & Credit)という銀行が舞台になっているが、実際に存在したBCCI (Bank of Credit and Commerce International)という銀行をヒントにしていることは明らかだろう。

1991年にBCCIが破綻したが、ロンドンのハイドパークに面した非常に目立つところにBCCIのロンドン支店があったので、覚えている人もいるだろう。

ロンドンに住んでいた私の友人が、何の担保もいらず外国人でもお金を貸してくれると言ってBCCIからお金を借りていたので、なんとルーズな銀行だろうと思っていたので、破綻のニュースを聞いたとき、さもありなんと思ったものだった。

そういうわけで、モデルとなった銀行のこともちょびっとだけ知ってる私にとっては、より一層楽しめた。


BCCI事件の概略
http://ja.wikipedia.org/wiki/国際商業信用銀行

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