評価:★★★
親子間の問題、家族における居場所を無くした人間が抱える問題、黒人と白人の人種問題、異なる管轄の警察署が抱える問題、子供を事件で失った親たちが抱える問題、と言った様々な問題が凝縮された映画。
アメリカでベストセラーとなった同名小説の映画化だそうだが、サミュエル・L・ジャクソンとジュリアン・ムーアを主役に据えていながら、日本人にはあまり実感が湧かない問題が多く、話題にならなかったのも無理がないところだ。
だが、なかなか見応えのある映画ではあった。特に色々な問題を抱えていたことが判明するジュリアン・ムーアの迫真の映画は見もの。
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