AVアンプを買い替えた

2019年3月12日火曜日

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15年間、使っていたホームシアター用AVアンプを買い替えた。

今まで使っていたのは、パイオニアのVSA−AX5i−Nという機種。
定価は198,000円だった。
15年前の20万円なので、そこそこ高いと思うけど、AVアンプとしては中級レベル。

今回、買ったのは、同じくパイオニアのVSX-834(B)。
お値段は、グッと下がって59,880円と、前のアンプの3分の1以下のエントリーモデル。
お金の節約であえての格落ち。

前のアンプは15年使ったので、15で割ると1年あたり13,200円ということになる。
あれ、意外に高いぞ。

毎日使ってるから、日で割ってみよう。
単純計算で5,478日だから1日36円。
うん、これなら元を取った感が出てくるな。

15年の間に、音が出なくなる故障が4回あった。

2回は出張サービスで直してもらった。
2回とも出張費を取らなかったし、対応が良く、とても好印象を抱いたことが、今回もパイオニアのアンプを選択した理由の一つ。

その後、パイオニアの修理センターが自宅から車で15分かからないと分かったので、2回は持ち込みで修理してもらった。

ただ、持ち込むと言っても、かなり大変。
なにしろ重量が20kgある。
非力な人はAVラックから取り出すだけでも難しいだろう。

制限重量まで詰め込んだスーツケースぐらいの重さだが、アンプには取っ手もなければ、なにより車輪がついてない。
ずっしりと重いので、持ち運ぶのも大変。

それに引き換え、今度のアンプはたった8kg。
段ボールから取り出すのも、AVラックに設置するのも楽々。

一見すると、前のアンプと大差ない外観に見えるが、よく見ると全般的に造りがチャチ。ボタンやヘッドフォンジャックが剥き出しになっていたり、防振インシュレーターが付いてなかったり。
エントリーモデルなので仕方がないね。

電源コードの太さの違いがすごい。

前のアンプの電源コードは極太で、あまり曲がらなくて取り回しに不自由したけれど、今度のコードは逆に細すぎて不安になる。
ノイズ対策のシールドは皆無。
エントリーモデルなんだから、ノイズのことは気にするな、と。
はい、気にしません。

コードの太さは全然違うが、消費電力はあまり変わらない。
古い方が440Wで、今度のやつが370W。 アンプの買い替えによる省エネ効果はさほどなさそうだ。

リモコンもチャチで、前のリモコンと比べると一目瞭然。

もっとも以前のリモコンは、うっかりなにかのボタンに触って、あれ?今、何のボタンを押しちゃった?どれを押せば元に戻るの?ってことになることがあったので、今度のリモコンのほうが良いかも。

二つのアンプを並べてみると、筐体がずいぶん小さくなったことが分かる。

前のアンプのサイズは、420 mm×188 mm×464 mm。
すなわち体積は36.7リットル。

今度のアンプは、435 mm×148 mm×321 mm。
体積は、20.7リットル。

体積は54%になり、重さは40%になったわけだ。

さて、肝心の音だが、アンプ以外の機械やスピーカーは変えてないのに、結構変わった。

うちのスピーカーは7.1chの構成で、スピーカーコードの長さもそれぞれ違うので、マニュアルで音量調整するのは大変。

なので、それぞれのスピーカーへの距離と環境を測定して、音量と音質を自動で補正してくれるMCACCという音場自動補正機能機能を使って調整した。

前のアンプにもMCACCはついていて、特にクセのない調整をしてくれたが、今度のアンプの音はクセが強い。
サブウーファーの音がやたら大きくなった一方、センタースピーカーの音は抑えすぎ。

細かいことは気にならないタチだけど、いくらなんでも映画のセリフがよく聞こえないし、サブウーファーがうるさいので、それぞれマニュアルで調製した。

ちなみに、自宅から近かったパイオニアの修理センターが無くなっていることを、新しいアンプを買ってから気付いた。
どうやら、2015年にオンキョーがパイオニアを吸収した際に、廃止されたようだ。修理体制が良いことが、このアンプを買った最大の理由だったのに、大丈夫かしら...。

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