15年間、使っていたホームシアター用AVアンプを買い替えた。
今まで使っていたのは、パイオニアのVSA−AX5i−Nという機種。
定価は198,000円だった。
15年前の20万円なので、そこそこ高いと思うけど、AVアンプとしては中級レベル。
今回、買ったのは、同じくパイオニアのVSX-834(B)。
お値段は、グッと下がって59,880円と、前のアンプの3分の1以下のエントリーモデル。
お金の節約であえての格落ち。
前のアンプは15年使ったので、15で割ると1年あたり13,200円ということになる。
あれ、意外に高いぞ。
毎日使ってるから、日で割ってみよう。
単純計算で5,478日だから1日36円。
うん、これなら元を取った感が出てくるな。
15年の間に、音が出なくなる故障が4回あった。
2回は出張サービスで直してもらった。
2回とも出張費を取らなかったし、対応が良く、とても好印象を抱いたことが、今回もパイオニアのアンプを選択した理由の一つ。
その後、パイオニアの修理センターが自宅から車で15分かからないと分かったので、2回は持ち込みで修理してもらった。
ただ、持ち込むと言っても、かなり大変。
なにしろ重量が20kgある。
非力な人はAVラックから取り出すだけでも難しいだろう。
制限重量まで詰め込んだスーツケースぐらいの重さだが、アンプには取っ手もなければ、なにより車輪がついてない。
ずっしりと重いので、持ち運ぶのも大変。
それに引き換え、今度のアンプはたった8kg。
段ボールから取り出すのも、AVラックに設置するのも楽々。
一見すると、前のアンプと大差ない外観に見えるが、よく見ると全般的に造りがチャチ。ボタンやヘッドフォンジャックが剥き出しになっていたり、防振インシュレーターが付いてなかったり。
エントリーモデルなので仕方がないね。
電源コードの太さの違いがすごい。
前のアンプの電源コードは極太で、あまり曲がらなくて取り回しに不自由したけれど、今度のコードは逆に細すぎて不安になる。
ノイズ対策のシールドは皆無。
エントリーモデルなんだから、ノイズのことは気にするな、と。
はい、気にしません。
コードの太さは全然違うが、消費電力はあまり変わらない。
古い方が440Wで、今度のやつが370W。 アンプの買い替えによる省エネ効果はさほどなさそうだ。
リモコンもチャチで、前のリモコンと比べると一目瞭然。
もっとも以前のリモコンは、うっかりなにかのボタンに触って、あれ?今、何のボタンを押しちゃった?どれを押せば元に戻るの?ってことになることがあったので、今度のリモコンのほうが良いかも。
二つのアンプを並べてみると、筐体がずいぶん小さくなったことが分かる。
前のアンプのサイズは、420 mm×188 mm×464 mm。
すなわち体積は36.7リットル。
今度のアンプは、435 mm×148 mm×321 mm。
体積は、20.7リットル。
体積は54%になり、重さは40%になったわけだ。
さて、肝心の音だが、アンプ以外の機械やスピーカーは変えてないのに、結構変わった。
うちのスピーカーは7.1chの構成で、スピーカーコードの長さもそれぞれ違うので、マニュアルで音量調整するのは大変。
なので、それぞれのスピーカーへの距離と環境を測定して、音量と音質を自動で補正してくれるMCACCという音場自動補正機能機能を使って調整した。
前のアンプにもMCACCはついていて、特にクセのない調整をしてくれたが、今度のアンプの音はクセが強い。
サブウーファーの音がやたら大きくなった一方、センタースピーカーの音は抑えすぎ。
細かいことは気にならないタチだけど、いくらなんでも映画のセリフがよく聞こえないし、サブウーファーがうるさいので、それぞれマニュアルで調製した。
ちなみに、自宅から近かったパイオニアの修理センターが無くなっていることを、新しいアンプを買ってから気付いた。
どうやら、2015年にオンキョーがパイオニアを吸収した際に、廃止されたようだ。修理体制が良いことが、このアンプを買った最大の理由だったのに、大丈夫かしら...。
このブログを検索
ラベル
映画
(506)
その他
(73)
買いました
(69)
DVD
(57)
3D
(41)
iPhone
(39)
IMAX
(36)
旅行
(34)
本
(33)
Apple
(32)
ガジェット
(31)
ゲーム
(28)
自転車
(28)
internet
(21)
食べ物
(21)
スポーツ
(17)
Mac
(13)
コンピュータ
(13)
シルク・ド・ソレイユ
(13)
公演
(13)
Inspiron Mini 9
(12)
錦織
(12)
オリンピック
(11)
ソフトウェア
(11)
テニス
(11)
nuvi360
(10)
車
(9)
Star Wars
(8)
ミュージカル
(7)
Britain's Got Talent
(6)
Spyder RT
(5)
オートバイ
(5)
コンサート
(5)
テレビ
(5)
ラスベガス
(5)
リアル宝探し
(5)
ロンドン
(5)
慶應
(5)
高校野球
(5)
intex
(4)
写真
(4)
巨大
(4)
Geocaching
(2)
ロンドン
(2)
ボルボ
(2)
人間ドック
(2)
動画
(2)
展覧会
(2)
緑のカーテン
(2)
落書き
(2)
虫
(2)
連合三田会大会
(2)
China
(1)
David Elsewhere
(1)
Ingress
(1)
Silent Film Posters
(1)
Travel
(1)
ジム
(1)
ダイエット
(1)
Translate
人気の投稿
-
お菓子の種類が豊富になった今となってはあまり食べられてないと思うが、明治製菓のマーブルチョコといえば、TVCMも盛んに流れており、昭和時代の日本を代表するお菓子の一つであった。 ところが、1980年代半ばにイギリスに行ったとき、Smarties(スマーティーズ)というマーブル...
-
って、知らない人にはナンノコッチャのタイトルだ。 デルフォイ機構とは、最近、文春文庫で出版されたばかり(と言ってもハードカバー版は2007年10月と3年も前に出版されており、文庫化に3年もかかっただけ)のジェフリー・ディーヴァーの新作「ウォッチメーカー」に出てくる古代の時計の...
-
写真のリングはカードなどをまとめるリングだが、昭和40年代の半ば頃、このリングを使った遊びがすごく流行った。東京都品川区の私が通っていた小学校だけのことかもしれないけど。 小学校に一番近い文房具屋ではこのリングが売り切れ。小学生の狭い行動範囲なりにみんな探しまくったものだ...
0 件のコメント:
コメントを投稿