レンタカーのアップグレード

2008年9月16日火曜日

旅行

t f B! P L
アメリカでレンタカーを借りるときは、Dollar で借りることが多いのですが、Dollar って予約した車よりアップグレードされることが殆ど。

昨年の夏に借りた時は、カムリを予約したのに、実際にはダッジのオープンカーが待ってました。もちろん料金はカムリのままで。

今夏は、Jeep の リバティというミッドサイズ 4WD 車を予約したのですが、待っていたのはクライスラーのアスペンというどでかい4WD車。うーん、アップグレードは嬉しいけど、こんな馬鹿でかい車はちょっと....。

リバティ
エンジン 2.4L
全長 4437 mm
幅 1824 mm
高さ 1773 mm

アスペン
エンジン 4.7L
全長 5100 mm
幅 1930 mm
高さ 1887 mm

ま、サンフランシスコ空港の狭い屋内駐車場を走ってるときは、ちょっとイヤだったけど、いったん外に出てしまえば、アメリカの広い道ではその巨躯も苦にならなかったけど。

4.7L のエンジンはトルクが強くて、この巨体にもかかわらず加速も良くて速い。非常に快適。

さて、この車で驚いたのが、車内にAC電源のコンセントが2カ所についていたこと。

すげー。家庭用の電化製品を持ってきても使えるよ。アメリカ人はキャンプとかで家庭用の調理用品を使ったりするのかな。

もう一つ驚いたこと。いや、すごく驚いたこと。

合計で400km 以上走った3日目の今日、この車がガソリン車でく、なんとエタノール車でることに気づきました。

こんなエコに縁遠いガソリン食いの車に見えて、実は環境に優しいエコ車でした。超意外。

あわててマニュアルを見てみると、85% エタノールに無鉛ガソリンを15%含んだE85という燃料を使うそうです。

日本ではこんなでかい4WD車のエコカーなんて考えられないな。アメリカも意外にエコを気にしてるんだなぁ。

ただね、燃料メーターも半分ぐらいまで来て、そろそろガソリンを入れようという今頃になってそんなことを言われても....。

それからは何十というガソリンスタンドの看板を観ながら旅行を続けましたが、どこにもありません。やばい。そうこうするうちに 1/4 になりましたけど...。

マニュアルを再度確認すると、87という無鉛ガソリンでも動くと。

でも、残り 1/4を切ったら E85 と混ぜて入れないほうがいいとか、あれこれ注意書きが書いてあります。どひゃー、困った、困った。

結局、燃料切れの警告灯がついたので、普通の87というガソリンを入れてしまいました。

でも、特に何の問題もなく動いているから良かったけど、こういう特殊な車をレンタカーにしないで欲しいなぁ。

追記
調べたところ、ミシシッピ、ウィスコンシン、イリノイなどの一部の中北部の州でしか E85 燃料は普及しておらず、普及率は全ガソリンスタンドのわずか1%に過ぎないそうです。どおりで見つからないはずだ。
さらに追記
AC電源がついていた件ですが、デジカメのバッテリーが切れたとき、運転しながらデジカメの充電ができてめちゃめちゃ便利でした。本当に便利な車だったなぁ。普通の車にも装備して欲しいものだ。

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