IMAXのスクリーンの大きさ

2010年1月28日木曜日

3D IMAX 映画

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IMAX社(カナダ)のオフィシャルページによると、フィルム上映のIMAXシアターのスクリーンの大きさは、15.5m × 11.3m(51’x37’)~35.7m × 29.3m (117’ × 96’)で、スタンダートの大きさは 22 m × 16.1 m (72' × 53')だそうだ。IMAXシアターのスクリーンは一律だと思ってたが、結構大きさが違うんだな。ちなみに、その最大のスクリーンは、オーストラリアはニュー・サウス・ウェールズのデアリング・ハーバーにあるLG IMAXシアターのものだそうだ。

しかし、一番小さい15.5m × 11.3mって、最近の大型シネコンのメインシアターと幅は一緒ぐらいじゃないか。高さは流石に倍ぐらいあるものの、IMAXとしてはかなり小さめ。

一番最近行ったIMAXシアターはシカゴだが、ここのスクリーンは、24.4m × 18.3m (80’ × 60’)と中くらいの大きさのようだ。日本では、大阪のサントリーIMAXシアターは28m × 20mと一回り大きい。以前、新宿の高島屋にあったシアターは25m × 18mだったそうだから、フィートからメートルへの換算で数字の誤差が出ただけで、シカゴと同じ大きさのスクリーンだったのだろう。

ところで、109シネマズに導入されたIMAXは、フィルム上映ではなくデジタル上映。勘違いしている人が多いのではないかと思うが、最近の技術であるデジタルのほうが優れているような気がするが、解像度はフィルム上映のほうが上。

デジタル上映は解像度が低いため、上記のような巨大スクリーンに投影すると画像が粗くなってしまう。そのため、デジタル上映のIMAXシアターのスクリーンは17.7m × 8.5m (28’ × 58’)だそうだ。109シネマズのIMAXスクリーンの大きさは非公開だが、最大でもこの大きさということになる。

こうして数字だけ読んでもピンと来ないと思うので、その大きさの違いは、ここのサイトの図を見てもらおう。仰天するぐらい大きさが違う。しかも、この図のIMAXは30m × 23mとなっているから最大のサイズというわけではない。こんなに違うとはね。

シカゴでアバターを観たときに二回りほど小さく上映されていたと書いたが、これでようやく分かった。アバターではデジタル録画されたため、IMAXシアターのスクリーン一杯に投影すると画像が粗くなるため、小さく投影せざるを得なかったわけだ。しかし、理由は分かったが、せっかくのIMAXなのになんか損した気分。

(2010/1/29 一部追記)

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