Oblivion にハマるの図

2009年7月10日金曜日

ゲーム

t f B! P L
最近、更新をさぼりがちだったが、その理由は単純。

The Elders Scroll IV : Oblivion(以下、Oblivion)というシングルプレイ専用のRPGにハマっているからだ。

このゲームは、PC版、Xbox 360版、PS3版の3種類が出ており、最初にリリースされたPC版が発売されてからもう3年が経ち、世間的には既にピークは過ぎている。私はというと、友人から勧められてたが、なんとなくやってなかったのだが、SteamでPC版のオンライン販売が始まったので、ついうっかり買ったところ、見事にハマってしまったというわけだ。

このゲームを知らない方は、Get Ready!別館というサイトのレビューが分かりやすく、かつ面白いのでどーぞ。

で、このレビューにも書いてあるが、NPC (non player character、つまりプレイヤ以外の登場人物)の行動が自由すぎて面白いというか呆れる。

日本製RPGでは、 NPCの役割は決められており、決められたことしかしない。自分で考えて何かをするということなんてありえない。一見すると考えているように見える行動も、プログラムされた通りに動いているだけだ。

でも、Oblivion では違う。本当に自分たちで考える人工知能が搭載されている。でも、その人口知能がおバカな行動を取って、そのあげくに死んでしまったりするのだ。

街から離れた山道で、おそらく山賊に襲われたのであろう死んでる町人を見つけることもしばしば。君、なにがしたくて、こんなところまで来たのといぶかしみつつも、死体の懐をさぐってめぼしい持ち物を頂戴してしまう私。



町から遠く離れた道端で死んでるAlval Uvani。こいつ、俺に冷たくして、ろくすっぽ口も利いてくれなかったから、死んでくれてせいせいしたぜ。でも、ろくな物を持ってないじゃないか。ちっ、しけた奴だぜ。

ただ、ぐぐってみると、この人を殺せというクエストがあるそうなんだが、すでに死んじゃってる場合、そのクエストはどうなっちゃうんでしょ?




自分が働いてるブドウ農園で死んでるShameerさん。
この人、弓技術の初歩編の先生だったんだよねー。困るよなぁ。教えてくれる前に勝手に死んじゃって。だったら昨日、習っておくんだった。
これまたぐぐってみると、この人、食べるものを何も持ってないので、他のNPCの食べ物を盗もうとすることがあるそうで。盗っちゃいけない人のご飯を盗ろうとしちゃったのね.....。

中には町のそばのダンジョンの中まで入ってきて死んでいる町人もいたりする。自分の意思で勝手にダンジョンに入ってきてしまうNPCがいるRPGなんて、今までにあったろうかとと驚きつつも、死体の懐をさぐってめぼしい持ち物を頂戴してしまう私。(ちなみに、その後、町人ではなくAudens Avidiusという兵士の隊長と判明。悪徳隊長を取っ捕まえろクエストで捕まえた隊長が逆恨みして、ダンジョンまで追って来たようです。いずれにせよすごいなぁ、こんなところまで追ってくるとは)

では、Oblivion では全てのNPCが自由に動き回っているかというとそんなことはない。

例えば衛兵は門のそばを離れることはない。目の前でケンカが始まれば、悪いほうを成敗してくれるが、そうでもない限り、ただ立ってるだけで自由な行動を取ることはない。でも、持ち場を守るのが仕事の衛兵がふらふら歩きまわってたらおかしいわけで、これで良いのである。

商人もしかり。店の営業時間内は店番をするのが当たり前なので、営業時間に店を離れることはない。でも、営業時間が終われば酒場に行ったり、散歩してすれ違った他のNPCと会話したりする。

農民も、朝は畑に行き、お昼ご飯を食べて、夕方になったら家に帰ったり、酒場に行ったりと、ある程度スケジュール通りに動く。でも、時間ぴったりに動かず、毎日微妙に違う時間に家を出たりするのが面白い。

自由な行動を取るのは人間だけでなく、動物も例外ではない。

ある日、NPC から馬を貰った。馬は高くて買えないのでとても嬉しく毎日乗り回していた、そんなある日のこと。
ポックリポックリ野原を進んでいたところ、オオカミに襲われた。 オオカミなんてちょろいさ、と馬から降りて大太刀で一刀両断

……したつもりだったが、オオカミと馬が近かったため、オオカミもろとも馬も一刀両断してしまった!

し、しまったぁ!大事な馬が死んでしまって嘆き悲しんだ私であった……というのは大ウソで、セーブデータをロードし事なきをえた。ふう、今度は気をつけよう。

さて、また別の日に山で馬に乗ってると、またしてもオオカミに襲われた。 先日の反省を生かして、今度は剣ではなく、弓でピンポイントで狙うことにした。
と言っても、動き回るオオカミを弓で狙うのは難しい。下手するとまた馬に当たって馬が死んでしまう。なかなか狙いが定まらずモタモタしていたら、これではヤバイと馬が思ったのだろう。とっとこと逃げ出した。

逃げる馬。
追うオオカミ
あ、ちょっと待って~と追いかける私

必死に追ったが、山なので草木が多く見通しが悪いこともあって、ついに見失ってしまい、山にひとりぽっちで取り残される私。

が、その時点では、実は焦ってなかった。というのも、Oblivion では、人間が遠いところにワープすると、馬も自動的にワープして飛んできてくれるのだ。
へへん、じゃ、早速ワープで馬を呼び戻そう…..と思ったら、戦闘中はワープできませんとのメッセージが。がーん、馬が戦闘中だとプレイヤもワープできないのか。

しばらくして再度ワープしてみたところ、ワープができた。しめた!と思ったのも、つかのま。馬はワープして来ない。どうやらオオカミに食い殺されたようだ。せっかくもらったのにぃ。

セーブデータはずいぶん前のものなので、そこまで巻き戻るのはイヤだしぃ。ということで、セーブデータをロード大作戦は断念。今度こそ本当に馬を失って嘆き悲しんだ私なのであった。

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