★★★
この作品が、アカデミー賞の作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞、録音賞、音響編集賞を受賞なんて信じられない。いや、監督賞以下その他の賞はいいとしても、作品賞はないだろうよ。
そりゃあドキドキはしたけど、それはいつ爆発するか分からないという、爆弾が本質的に持っている恐怖感のお陰だ。以前観た「スパイラルコード」なんていうビデオリリースの無名作品だって、爆弾を扱う映画だったお陰でドキドキしたもんだ。
アバターは2回観たが、まだまだ足りない。何回も観たい作品だ。でも、ハート・ロッカーは1回で十分。作品賞に選ばれる作品は、繰り返し何回も観たい映画が選ばれるべきじゃないのか?
やはりよく言われているようにアンチ米軍映画であるアバターと、米軍バンザイのハート・ロッカーをアメリカ人が比べてしまうと、米軍バンザイ映画を選んでしまうのかね、と思ってしまう私なのであった。
いや、もちろん戦争映画大好きな人は文句なくこっちでしょうと思うのかもしれないけど。
それにしても、こういうことを本当にやってる人がいるということは信じられない。並の神経の持ち主には到底耐えられないな。
ちなみにこの映画で私が一番好きだったところは、爆弾処理ではなく長距離狙撃戦のくだり。長時間にわたる神経戦の様を呈しており、観ているこちらもドキドキだ。
あ、そうそう、そういえば、車爆弾を処理するシーンで、バンテージ・ポイントを確保するというような台詞があり、字幕では何と訳していたのか覚えてないが、2008年に公開された「バンテージ・ポイント」の意味がようやく分かった。狙撃や見張りに有利な見晴らしの良い場所を、vantage pointというんだね。
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