私の世代ではおそらく高級消しゴムのイメージがあるドイツのステッドラー社が販売している「テキストサーファーゲル」という蛍光ラインマーカーをご存じだろうか。
ケータイWatchの「本日の一品」コーナーで売り切れ続出と紹介されて以来、売り切れアクセルがさらにグイッと踏みこまれて売り切れ速度が加速した思われる品だ。というか、私もこの記事でその存在を知ったので、後からアクセルを踏んだ口だ。
文具店を巡ったが輸入品なので取り扱ってなかったり、売り切れていたり。Amazonでも売り切れ。さてどうしたものかと思っていたが、ここなら在庫あるんじゃないの?と思われる店を思いついた。行ってみると案の定、豊富に在庫が。
それは成人男子があまり足を踏み入れない店、PLAZAだ。以前、SONY PLAZAという店名だった頃は男が行っても楽しい輸入雑貨や文房具が揃っていたが、最近はすっかり女子高生、女子大生、OL向けの品揃えになっており、男が行かない店になった。おかげで、「カワイイ」品物ではない実用品の本品は、女子高大生やOLの心の琴線に触れなかったらしく、在庫が豊富にあった。
ただ、試し書きでキャップが外れないようにPLAZAが貼ったセロテープ(川崎ラゾーナ店だけかもしれないが)のせいで、ペンがベトベトになっていのは頂けなかった。ケータイWatchの記事あるように、この製品は使うとクレヨンのように減るため、試し書きをされると商品価値が落ちてしまうからやむを得ない措置ではあるのだろうが。(なお、もともと製品に簡単にキャップが外れないシールが貼ってあるのだが、PLAZAはさらに追加でセロテープを追加してる)
使ってみると、なかなか不思議な感触だ。妙に滑らかで、手ごたえなくスルッと紙の上をなぞる感じが新鮮。INKJET SAFEと書かれているように、インクジェットやサインペンのような水性インクで書かれた文字の上をなぞってもにじみにくい(水性インクが乾く前になぞると、さすがにかすかににじむ)。
欠点はキャップが本体軸の後ろに刺さらないことだ。キャップが刺さらないとキャップを紛失してしまいそうだ。2、3日キャップをせずに放置しても乾かないとステッドラー社の製品紹介ページに書かれているが、そもそも本体軸に刺されば紛失しないわけで、これはぜひ改良してもらいたい点だ。
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